岩手県久慈市にある久慈琥珀博物館のイベントで去年、高校生が9mmぐらいの化石を見つけました。この化石を専門家が調べて、ティラノサウルスという恐竜の仲間の歯の化石だとわかりました。
この歯の化石は9000万年ぐらい前の土の中から見つかりました。恐竜の体の大きさは3mぐらいだろうと言われています。
専門家は「日本でこのような形の歯が見つかることは珍しいです。ティラノサウルスの仲間で、まだ見たことがない恐竜の可能性もあります」と話しています。
見つけた高校生は「本当に驚きました。とてもラッキーだと思いました」と話していました。
この化石は、久慈琥珀博物館で8月19日まで見ることができます。