冬になって海を流れてくる氷を「流氷」といいます。北海道紋別市で10日、流氷を楽しむことができる「ガリンコ号」という船の運転が始まりました。ガリンコ号は大きなドリルで氷を割りながら進む船で、毎年3万人ぐらいの人が乗りに来ます。
10日は、紋別市の港で安全を祈る式を行ったあと、午前9時に最初の船が出発しました。日本で働きながら技術を習っているベトナム人など、招待された100人ぐらいが船に乗って楽しみました。
流氷を見ることはできませんでしたが、ベトナム人の女性は「ガリンコ号に初めて乗って楽しかったです。いい経験になりました」と話していました。
気象台によると、今年初めて流氷が見える日は、紋別市の近くの網走市では今月19日から24日になりそうです。
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