沖縄県の名護市辺野古の海では今月14日、アメリカ軍の基地をつくるために海に土を入れる工事が始まりました。
アメリカのホワイトハウスのウェブサイトには、辺野古の工事を止めてほしいという署名が10万以上集まっています。このウェブサイトで署名が1か月に10万以上集まると、アメリカの政府は何か答えることになっています。
この署名は、先祖が沖縄の出身でアメリカに住んでいる男性が今月8日に集め始めました。男性は「来年2月、辺野古の工事に賛成か反対か沖縄県の人たちに聞く投票があるので、それまで工事を止めてほしい」とアメリカの政府に言っています。
署名は18日に10万以上になって、19日午後5時には12万6000になりました。日本と一緒に新しい基地をつくろうと計画しているアメリカの政府が、どのように答えるか注目されます。