厚生労働省は14日、インフルエンザの流行が始まったと発表しました。約5000の病院などで12月3日から9日までにインフルエンザだとわかった人は、前の週より約3800人増えて、約8400人になっています。
厚生労働省によると、インフルエンザになった人は香川県、北海道、愛知県などで特に多くて、43の都道府県で前の週より増えています。今までに見つかったウイルスは70%が9年前に流行したH1N1型ですが、これからはどのウイルスが流行するかわかりません。
厚生労働省は「しっかり手を洗って、せきやくしゃみが出る場合はマスクをしてください。お年寄りはワクチンの注射をしてください」と言っています。