松山城ある「勝山」土砂崩れの危険性を有識者たびたび指摘

松山城のある「勝山」の土砂崩れの危険性について、有識者からたびたび指摘されていました。
松山市は、5年前の2019年、松山城の整備や活用について有識者らの助言や指導を得て「史跡松山城跡保存活用計画」を策定しています。このなかで斜面は急傾斜地が多く、樹木が過密化した影響も重なって土砂崩れが繰り返し発生しているとしたうえで「樹木の計画的な管理と合わせ、必要に応じて計画的・予防的な対策を検討する必要がある」としています。また今回、土砂崩れとの関係が調べられている「緊急車両用道路」については、「路面や仮設坂路に経年劣化がみられ、改修する必要がある」と指摘されています。松山市は「このときに指摘された部分は、昨年度までに改修を行った」と話しています。