道後温泉本館 記念の餅まき 今月11日の全館営業再開前に

今月11日に道後温泉本館の全館で営業が再開されるのを記念して、飛鳥乃湯泉の前の広場で祝いの餅まきが行われました。
明治27年に改築されてからことしで130年を迎える道後温泉本館は、耐震補強などの大規模な保存修理工事を終え、今月11日におよそ5年ぶりに全館で営業が再開されます。
これを記念して、5日は道後温泉別館、飛鳥乃湯泉の前の広場で祝いの餅まきが行われ、地元の人や海外からの観光客など50人余りが集まりました。
飛鳥乃湯泉の2階からあわせて8000個の餅が次々とまかれると小学生などが歓声を上げながら手を伸ばして餅を取っていました。
会場では愛媛県で受け継がれている「水軍太鼓」などを学んだアメリカ人たちの和太鼓グループによる祝いの演奏も披露され、集まった人たちから大きな拍手が送られていました。
道後温泉旅館協同組合の河内広志副理事長は「温泉や賑わう商店街を海外の人たちも含めて老若男女大勢の人たちに楽しんでもらいたい」と話していました。
祝いの餅まきは、6日と7日の午後も行われるということです。