七夕前に道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」で短冊に願い事

来月7日の七夕を前に松山市の道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」では道後温泉ならではの短冊に願い事を書いて飾る催しが開かれています。

この催しは道後温泉の「飛鳥乃湯泉」で毎年開かれていて、ことしは28日から始まりました。
施設の1階には高さ3メートルほどの竹に穴を開けて中からあかりをともし天の川を浮かび上がらせた作品が展示されています。
また、道後温泉を見つけたとされるしらさぎが描かれたオリジナルの短冊も用意されていて、訪れた人たちが「家族の健康と仕事がうまくいきますように」とか、「大きくなりたい」などの願いを書いて温泉の入り口に設置されたささの葉に飾っていました。
奈良県から訪れた30代の夫婦は「子どもと私たちが元気に過ごせるように、そして転職したばかりなので仕事がうまくいくように願いを込めて書きました。温泉もとても気持ちよく楽しむことができました」と話していました。
飛鳥乃湯泉を運営している道後温泉コンソーシアムの梶原文さんは「温泉をゆっくりと楽しんだあとにこちらの七夕飾りも楽しんでもらいたいです」と話していました。
この催しは8月7日まで行われ、期間中に着物や浴衣を着て訪れた人にはオリジナルのうちわがプレゼントされるということです。