新居浜市 空き家に大量の郵送物

日本郵便は新居浜市の空き家に1500個余りの大量の郵送物が見つかり、職員が放置したとみられると発表しました。日本郵便は「職員へのコンプライアンス指導を徹底します」としています。

日本郵便によりますと、去年10月、新居浜市の空き家で大量の郵送物が見つかったということです。
放置されていたのは、チラシなどを差出人が指定した地域内のすべての世帯や事業所に配達する「タウンメール」51通と「タウンプラス」1537個で宛先の個人情報は記載されていませんでした。
日本郵便は警察に相談するとともに空き家の持ち主を特定したあとことし3月に郵送物を回収しました。
日本郵便によりますと、郵送物の一部は縛られたままだったことなどから、職員が放置したとみて、社内で聞き取りをするなどして調査を行いましたが、誰が放置したかや原因は分からなかったということです。
日本郵便四国支社は「社会的・公共的役割を担う弊社でこのような事案が発生したことをお詫び申し上げます。再発防止策を講じるとともに職員へのコンプライアンス指導の徹底に努めます」とコメントしています。