今治市大三島の大山祇神社 1300年以上の歴史ある例大祭

今治市の大三島にあり1300年以上の歴史を持つ大山祇神社で毎年恒例の例大祭が行われました。

国宝を多く抱えることで知られる大三島の大山祇神社では、今の場所に遷座した1300年余り前から旧暦の4月22日に毎年、五穀豊じょうなどを願う例大祭が行われています。
29日は、神社の関係者など50人あまりに加えて一般の参拝者も参加して、まずお祓いを行ったあと、拝殿に向かってゆっくりと進んでいきました。
そして拝殿に入ると宮司が祝詞を奏上し、宮司や参拝者の代表が玉串を奉納していました。
広島県から訪れた女性は「月に1度お参りにきていますがきょうはお祭りの厳かな雰囲気も感じられて良かったです。家族や仲間と楽しく商売できることの感謝を伝えました」と話していました。
大山祇神社では来月10日に御田植祭が開かれ、姿の見えない精霊と相撲をとって豊作を願う伝統の神事、「一人角力」も予定されています。