藤の花めでながら買い物楽しむ 新居浜

新居浜市の森林公園で日本最大級のドーム型の藤棚をめでながら買い物などを楽しめる催しが開かれました。

この催しは地元を盛り上げようと新居浜市別子山にある「森林公園ゆらぎの森」で藤の花の開花に合わせて開かれました。
公園には日本最大級、直径45メートルのドーム型の藤棚がありますが、赤石連山の標高750メートルの峰に位置しているため、ふもとの藤より開花が遅く、さらにことしは気温が低かったため去年より10日ほど開花が遅くなったということです。
29日はあいにくの雨でしたが、会場にはいちごやペット用のおやつなど周辺の地域の特産品などを販売する16の出店が並び、訪れた人たちは薄紫色の藤の花をめでながら、買い物などを楽しんでいました。
中でも人気を集めたのは近くの山で朝採れたばかりのタケノコで、苦みが少なく柔らかいのが特徴だということです。
市内から夫婦で訪れた女性は「できたての焼きそばが特においしかったです。こんなに大きな藤棚を作ったのはすごいと思いました」と話していました。