西予市長選 現職の管家一夫氏が無投票で3回目の当選

任期満了に伴う西予市の市長選挙が21日告示され、無所属で現職の管家一夫氏のほかに立候補の届け出はなく、無投票で管家氏の3回目の当選が決まりました。

西予市長選挙の立候補の受け付けは午後5時に締め切られ、無所属で自民党と公明党が推薦する、現職の管家一夫氏のほかに立候補の届け出はなく、無投票で管家氏の3回目の当選が決まりました。
西予市長選挙が無投票となるのは5回連続です。
管家氏は西予市出身の69歳。
合併前の旧宇和町の職員や社会福祉法人の理事長などを経て平成28年の西予市長選挙で初当選し、現在、2期目です。
3回目の当選を果たした管家氏は「連続で無投票当選となったが、一層の重責を感じている。医療・福祉改革は待ったなしで、何もしなければここ何年かのうちに地域医療や公立病院というものは崩壊するという危機感を持っているので、改革に一生懸命、取り組んでいきたい」と述べました。
西予市は人口3万4000あまり。
医師や看護師が不足し経営状態が悪化している市立病院などの運営を今後、どう進めていくのかや6年前の西日本豪雨で被災した地域の復興や肱川の水害対策のほか震度5弱を観測した今月17日の地震で被害を受けた地域の復旧などが課題となっています。