大洲市の通行止めで道の駅の客激減

地震の影響で通行止めが続く国道197号線沿いにある愛媛県大洲市にある道の駅では、地震のあと客が激減していて19日も閑散としていました。

大洲市肱川町にある道の駅「清流の里ひじかわ」は地元で採れる旬の野菜や果物などを販売している施設で、建物の被害はありませんでしたが、国道197号線が通行止めとなり遠回りする必要があるため、訪れる客の数がふだんの4分の1に減っているということです。また、道の駅にはキャンピングカーなどで車中泊を楽しめるスペースが設けられていますが、きょうまでに3件の予約がキャンセルになるなど地震の影響を心配する声も多く寄せられているということです。道の駅を訪れた愛媛県西予市の60代の女性は「ここに来るのにも遠回りする必要があり、少し戸惑いました。早く復旧してもらいたいです」と話していました。道の駅「清流の里ひじかわ」の高橋明正駅長は「これから大型連休にかけていちばんお客さんが多い時期なので一日も早く通行止めの解除を待ち望んでいます。解除されたらまたいつも通りお客さんを迎えたいです」と話していました。