大洲市の通行止め国道で落石撤去

おとといの地震の影響で通行止めが続く愛媛県大洲市の国道では、けさから道路に散乱した落石を撤去する作業が始まりました。

17日、震度5弱の揺れを観測した大洲市では、国道197号線の山側から落ちてきた大きな石や木が道路に散乱し、通行止めが続いています。きょう午前9時ごろから県の土木事務所の職員や業者らによる撤去作業が始まりました。作業では重機で石や土砂を撤去したところ落石によって道路上に幅1.6メートル深さ30センチほどの大きな穴が確認されたということです。今後は道路の補修作業や仮設の防護柵の設置したうえで、今月22日の夕方には通行止め解除を目指すとしています。大洲土木事務所道路課の相原俊史課長は「落ちてきた岩が非常に大きく予想以上に深い穴だったため、大きな衝撃だったと思う。安全を図りながらできる限り早期の復旧を目指して作業を進めていきたい」と話していました。