震度5強の宇和島市 体育館の天井一部が崩落 当面利用休止

震度5強の宇和島市 体育館の天井一部が崩落 当面利用休止

震度5強の揺れを観測した宇和島市では、市が運営する総合体育館のメインアリーナの天井が一部崩落し、当面、利用を休止しています。
宇和島市弁天町にある市総合体育館は、柔道場や剣道場などのほか、広さがおよそ1700平方メートル、902人分の観客席が設けられたメインアリーナにあたる「大競技場」があります。
18日午前8時前、総合体育館に市の職員が出勤したところ、「大競技場」の入り口付近の天井が、幅およそ15メートルにわたって崩れ落ちて床に散乱しているのを見つけました。
市が被害状況を詳しく調べたところ、すぐさま修復するのは難しく、今後、余震が起きた場合、さらに天井が崩落するおそれがあることがわかったということです。
そのため、当面、利用を休止することにしたということです。
この「大競技場」では、今月29日に全日本大学選抜相撲宇和島大会が開催される予定だったということで、市は別の会場を含めて開催できるかどうか今後、検討するということです。