地震 愛媛の被害まとめ(午後0時時点)

愛媛県が18日午後0時時点でまとめた県内の被害の状況です。
【けが人】。
今回の地震では県内の3つの市で6人が軽傷となっています。
それぞれの市によりますと、東温市では60代の女性が自宅の階段で転倒して病院に搬送され、左手の小指を骨折した疑いがあるということです。
また宇和島市では、90代の男性が自宅の外に出ようとした際に、左手に軽いけがをしたほか、70代の女性が自宅の中で転倒し、痛みを訴えて救急搬送されたということです。
このほか松山市では、20代、70代、80代のいずれも女性のあわせて3人が転倒などで軽いけがをして病院に搬送されたということです。
【道路通行規制】。
道路の情報です。
国道では、大洲市肱川町の国道197号線が落石の影響で通行止めとなっているほか、宇和島市の国道320号線の歩道が、近くの建物が倒壊するおそれがあるため通行止めとなっています。
また、県道では宇和島市の1か所と松野町の1か所のあわせて2か所も落石の影響で通行止めとなっています。
【断水】。
断水の状況です。
大洲市肱川地区では水道管から水が漏れている影響で、11戸が断水していましたが、市によりますと午後1時にすべて解消したということです。
このほか、宇和島市や大洲市、愛南町では水道管の破損や漏水に関する報告が複数、寄せられているということです。
【建物被害】。
また宇和島市では建物の瓦が落下するなどの被害が確認されているということです。
【その他】。
愛南町の御荘港では港内の地面が3センチ程度沈下しているのが確認されました。
また、県が管理する宇和島市の山財ダムで操作室の外壁が剥がれたりガラスが割れたりする被害がありましたが、ダムの操作に影響はないということです。