愛媛県「今のところ大きな人的被害なし 引き続き情報収集」

今回の地震を受けて愛媛県は知事をトップとする災害対策本部を設置し、18日午前0時半から中村知事のほか警察や自衛隊などが出席して災害対策本部会議を開きました。
愛媛県庁で開かれた会議には中村知事や警察、それに自衛隊などおよそ50人が出席して、県内の市や町の担当者とオンラインを結んで被害状況の確認が行われました。
この中で、これまでのところ大きな人的被害は確認されていないものの、夜間に起きた地震であることから引き続き情報収集にあたることなどを確認しました。
中村知事は、「人命救助が最優先であることを肝に銘じて情報収集を行ってほしい。今後、国や関係機関の支援が必要な場合は、すみやかに対応できるよう準備を進めてほしい」と指示しました。
会議のあと、中村知事は記者団の取材に対し、「県内で揺れを感じて不安に思っている方もいると思う。県民の皆さんは冷静になるとともに、被害があれば情報を寄せていただきたい」と呼びかけました。