松山市 高校生が選挙と政治学ぶ

政治への関心を高めてもらおうと松山市の高校で選挙権年齢の18歳を迎える高校3年生を対象にした特別授業が行われました。

この授業は、若者の主権者教育に取り組む松山市の一般社団法人、「WONDEREDUCATION」が行い、選挙権年齢の18歳を迎える松山商業高校の3年生、およそ350人が参加しました。
生徒たちはクイズ形式で選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた理由や、若者の声を政治に反映することの大切さを学んでいました。
このほか教育や福祉など自分が大事だと考える政策を3つ決めた上で架空の候補者の訴えを比較して投票先を選んでいました。
参加した男子生徒は「選挙について考える機会はこれまで少なかったですが、もう18歳なので自分も大人になるという自覚を持って選挙に行きたいと思います」と話していました。
授業を行った愛媛大学2年の加地愛琉さんは「18歳になる高校3年生に選挙や投票を身近に考えてもらうことが狙いです。生徒のみなさんには実際に投票に行って1票の重みを感じてもらいたいです」と話していました。