水族館部が人気 大洲市の長浜高校でも入学式 新入生抱負語る

8日は県内の多くの公立高校でも入学式が行われました。
水族館部が人気の大洲市の長浜高校でも入学式が行われ、東京や沖縄から集まった新入生が抱負を語りました。

大洲市の長浜高校は全国唯一の水族館部が人気を集めていて、ことしの新入生59人のうち21人が東京や沖縄など県外からの進学です。
入学式では中岡容美校長が「水族館部の活動がしたいなど明確な目的を持ってやってきたので、1人1人が美しい花を咲かせて欲しい」と激励しました。
続いて新入生を代表として久万高原町出身の甲斐春樹さんが「部活動をはじめとするさまざまな学校生活に全力で取り組んでいきます」とあいさつしました。
長浜高校の水族館部は、部員60人あまりで、70ほどの水槽を管理してきましたが、この春で、部員数が100人近くになる見込みで、教室だと手狭になったため、活動拠点を移転することになりました。
新たな活動拠点は、高校に隣接する市の施設で、今月20日にリニューアルして、一般にも公開される予定です。
東京から進学した男子生徒は「水族館の飼育員になりたくて夢への近道になると思い入学を決めました。クラゲが好きなので早く飼育したいです」と話していました。
また大洲市出身の男子生徒は「地域との距離が近いのが学校の魅力だと感じて入学しました。県外の友達を作るなど人脈を広げたいです」と話していました。