新型コロナの患者数 7週連続で減少

愛媛県は29日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、今月24日までの1週間の患者数は1医療機関あたり4.44人で、前の週より0.81人減って7週連続で減少しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、今月24日までの1週間に報告された患者数は271人で、前の週より49人減少しました。
また、1医療機関あたりの平均の患者数は4.44人で、前の週より0.81人減り、7週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、四国中央保健所が8.4人と最も多く、次いで、西条保健所が6.7人、宇和島保健所が6.14人、松山市保健所が3.65人、中予保健所が3人、今治保健所が2.5人、八幡浜保健所が2.29人となっています。
医療の状況です。
27日時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週より8人増えて156人でした。
このうち人工呼吸器などが必要な重症者は1人です。
また、高齢者施設や福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は、前の週より1件減ってあわせて7件確認されました。
愛媛県は新年度で人の移動も多くなることから基本的な感染症対策を改めて徹底するよう呼びかけています。