JR松山駅の新駅舎 商業エリアに特産品や地元食材の店出店へ

JR四国は、松山駅の再開発に伴い新しく作る駅舎の商業エリアに愛媛の特産品を扱う店や、地元の食材を使った飲食店などが出店すると発表しました。

JR松山駅周辺では再開発が進んでいて、ことし秋に完成する新たな駅舎の高架下には、商業エリアが設けられることになっています。
これについて、29日、JR四国の社員が松山市内で会見し、商業エリアの店舗面積はおよそ1270平方メートルで、18の区画が整備されると発表しました。
このうち物販店としては、愛媛のかんきつを使った加工品や名物のじゃこ天などを扱う店が入るということです。
また、愛媛の食材を使った30種類以上のメニューを取りそろえた飲食店のほか、ラーメンやうなぎの店も出店するということです。
このほか、コンビニエンスストアや会員制の自習室などもできる予定だということです。
JR四国事業開発本部の三木有人担当課長は「今までの松山駅にはない、地元の特色を生かしたテナントを出店することで、鉄道に乗る人だけでなく、地元の人たちも利用できる駅にしていきたい」と話していました。