愛媛県 新型コロナは6週連続で減少

愛媛県は22日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、3月17日までの1週間の患者数は1医療機関あたり5.25人で、前の週より0.18人減って6週連続で減少しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。それによりますと、今月17日までの1週間に報告された患者数は320人で、前の週より11人減少しました。また、1医療機関あたりの平均の患者数は5.25人で、前の週より0.18人減り、6週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、西条保健所が9.1人と最も多く、次いで、四国中央保健所が7.8人、松山市保健所が5.59人、中予保健所が4.71人、今治保健所が3.13人、八幡浜保健所が2.86人宇和島保健所が2.43人、となっています。医療の状況です。
20日の時点で、入院していた新型コロナの患者は、前の週より18人減って148人でした。このうち人工呼吸器などが必要な重症者は前の週に続いていません。
また、高齢者施設や福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は、前の週より6件減ってあわせて8件確認されました。県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。