西条 小学校の給食に金属片混入 児童けがなし

西条市の小学校で18日、給食の中に1センチほどの大きさの金属片が混入しているのが見つかりました。
児童にけがなどはありませんでしたが、調理に使用した機械の一部が欠けているのが見つかったということで、市は市内のほかの給食の調理場の機械も点検することにしています。

西条市教育委員会によりますと、18日、市内の多賀小学校で給食の時間に出された「さつま汁」の中に、1センチほどの大きさの金属片が混入しているのが見つかりました。
配膳された6年生の児童が食べる前に気づき担任に報告したため、学校はすぐに校内放送をして給食を中止しました。
児童にけがなどはありませんでした。
市が担当者を派遣して小学校の調理場を点検したところ、野菜を裁断する機械の金属製のふたの一部が欠けているのが見つかったということです。
西条市内では、この小学校を含む16の給食の調理場で野菜を裁断する機械を使用していて、市は今後、ほかの調理場の機械も点検するほか、調理員に注意を呼びかけることにしています。
市教育委員会は、「児童や保護者の方に大変申し訳ない。改めて調理前後の機械の点検を万全に行うとともに、万が一、異物が混入することがあったとしても、健康被害を防げるような対策を考えていきたい」としています。