新型コロナ 県内は5週連続で減少

愛媛県は15日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、3月10日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり5.43人で、前の週より1.05人減って5週連続で減少しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、今月10日までの1週間に報告された患者数は331人で、前の週より64人減少しました。
また、1医療機関あたりの平均の患者数は5.43人で、前の週より1.05人減り、5週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、西条保健所が8.6人と最も多く、次いで、松山市保健所が5.71人、今治保健所が5.13人、四国中央保健所が4.8人、中予保健所が4.71人、宇和島保健所が3.86人、八幡浜保健所が3.29人となっています。
医療の状況です。
13日時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週より1人減って166人でした。
このうち人工呼吸器などが必要な重症者は2人減っていなくなりました。
また、高齢者施設や福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は前の週より2件増えて、あわせて14件確認されました。
県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。