愛媛県の障害者スポーツ選手ら表彰

愛媛県の障害者スポーツの普及や振興に貢献した個人や団体を表彰する式典が松山市で開かれました。
式典は「愛媛県障がい者スポーツ協会」が開き、愛媛ゆかりの個人37人と団体2チームが表彰されました。この中で、「県障がい者スポーツ協会」の神野一仁会長が「たゆまぬ努力と功績に深く敬意を表したい。ことしは、パリパラリンピックも開催されるので、愛媛から1人でも多くの選手が出場することを期待したい」とあいさつしました。
そして、受賞者1人1人に表彰状と記念品が手渡されました。これに対し、受賞者を代表して県卓球協会の鶴岡勝郎会長が「指導する中で、選手からスポーツに対する心意気などを教わりました。今後も、障害者スポーツの魅力を追い求めたいです」と述べました。パラリンピック競技のボッチャの全国大会で去年優勝した大林祥平選手は「このような賞をもらうのは初めてなのでうれしいです。ボッチャは、障害の有る無しに関わらず誰でも楽しめるので、多くの人に知ってもらいたいですし、選手としても練習を重ね活躍したいです」と話していました。