新型コロナ 4週連続で減少

愛媛県は8日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、3月3日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり6.48人で、前の週より1.72人減って4週連続で減少しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、3月3日までの1週間に報告された患者数は395人で、前の週より105人減少しました。
また、1医療機関あたりの平均の患者数は6.48人で、前の週より1.72人減り、4週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、西条保健所が9.9人と最も多く、次いで、今治保健所が7.25人、宇和島保健所が6.71人、松山市保健所が6.41人、四国中央保健所が6.4人、中予保健所が3.71人、八幡浜保健所が3.43人となっています。
医療の状況です。
6日時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週よ35人増えて167人でした。
このうち人工呼吸器などが必要な重症者は2人となっています。
また、高齢者施設や福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は、前の週より8件増えてあわせて12件確認されました。
県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。