新型コロナ 愛媛県内の患者数は3週連続で減少

愛媛県は1日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、2月25日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり8.2人で、前の週より4.62人減って3週連続で減少しました。
新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、2月25日までの1週間に報告された患者数は500人で、前の週より282人減少しました。
また、1医療機関あたりの平均の患者数は8.2人で、前の週より4.62人減り、3週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、西条保健所が10.8人と最も多く、次いで、四国中央保健所が10.6人、宇和島保健所が9.14人、松山市保健所が9人12人、中予保健所が7.29人、今治保健所が6.5人八幡浜保健所が2.43人となっています。
医療の状況です。
28日時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週より59人減って132人でした。
このうち人工呼吸器などが必要な重症者はいませんでした。
また、高齢者施設や福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は、前の週より12件減ってあわせて4件確認されました。
県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。