県教育委員会 給食事故受け通知

福岡県で小学1年生の児童が給食をのどに詰まらせて死亡した事故を受け、愛媛県教育委員会は県内の小学校などに対して食事指導の徹底など事故防止を求める通知を出しました。

2月26日、福岡県みやま市の小学校で、1年生の男子児童が給食をのどに詰まらせて亡くなり、市の教育委員会はうずらの卵による窒息とみられるとしています。
この事故を受け、愛媛県教育委員会は県内の公立小中学校、それに特別支援学校などに対して、食事指導の徹底など給食時の事故防止を求める通知を出しました。
通知では、うずらの卵など丸い形をした食材を食べる前にはよくかむように指導し、異変にすぐに気づけるよう食事中、教員が不在にならないことなどを求めています。
また、食材をのどに詰まらせ窒息が疑われる場合にはすぐにほかの教職員を呼び消防に通報するほか、救急隊員が到着する間ものどに詰まった食材の除去を試みるよう具体的な方法を示して説明しています。
県教育委員会保健体育課は、「痛ましい事故が起きないよう安全な給食を提供するために、学校に事故が起きた際の手順を再確認してもらうとともに子どもたちに食べ方の指導を徹底していきたい」と話しています。