愛媛県 コロナの感染状況 2週連続で減少

愛媛県は22日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、2月18日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり12.82人で、前の週より5.31人減って2週連続で減少しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。それによりますと、今月18日までの1週間に報告された患者数は782人で、前の週より324人減少しました。また、1医療機関あたりの平均の患者数は12.82人で、前の週より5.31人減り、2週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、西条保健所が22.7人と最も多く、次いで、今治保健所が15.25人、宇和島保健所が14.29人、松山市保健所が10人、四国中央保健所が9.8人、中予保健所が8.71人、八幡浜保健所が7.57人となっています。
医療の状況です。きのう時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週より73人減って191人でした。このうち人工呼吸器などが必要な重症者はいませんでした。
また、医療機関や高齢者施設、それに福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は、前の週より2件減ってあわせて16件確認されました。県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。