県政発足151年 県庁で各分野の功労者の表彰式

愛媛県が発足して20日で151年になるのにあわせて、教育文化や社会福祉などの分野で、県政の発展に功績があった人たちの表彰が県庁で行われました。

愛媛県は、明治6年2月20日、太政官布告によって当時の「石鐵県」と「神山県」が合併して設置され、県は、毎年、この日にあわせて県政の発展に功績のあった人を表彰しています。
20日は県庁で表彰式が行われ、教育文化や社会福祉、それに伝統技能など、9つの分野の受賞者あわせて45人のうち、40人が出席しました。
表彰式で中村知事は、「さまざまな分野で優れた業績をあげ、県政の進展に寄与するとともに、県の歴史に大きな足跡を残したことに深く敬意と感謝の意を表する」と述べ、受賞者に表彰状を手渡しました。
これに対して、受賞者を代表して地方自治の分野で表彰を受けた県議会議員の越智忍さん(66)が、「この栄誉を忘れることなく、今後もそれぞれの分野で培ってきた知識と経験をいかし、ふるさと愛媛の発展に努めていきたい」と述べました。
受賞者たちは、このあと県庁の本館前で記念撮影し、互いの功績をたたえあっていました。
県政発足記念日の知事表彰は、愛媛県が発足して100年を迎えた昭和48年から始まり、受賞者は、今回で合わせて2208人となりました。