砥部町 七折小梅のビールの完成報告

糖度が高いことで知られる砥部町特産の梅、「七折小梅」を使ったクラフトビールを梅の生産組合などが開発し、町に報告しました。

砥部町の七折地区で栽培されている「七折小梅」は、糖度が高いことから梅干しやシロップなどの加工品としても活用されています。
七折小梅の生産組合は梅を使った新たな特産品をつくろうと松山市のビール会社と協力して砥部町の補助を受けておよそ1年間かけてクラフトビールを開発しました。
先月、クラフトビールが完成したことを受けて、14日、生産組合の竹内勝代表理事らが砥部町役場を訪れ佐川秀紀町長などに報告しました。
クラフトビールは、苦みに加えて梅特有の甘酸っぱさとジューシーさが楽しめるということです。
試飲した佐川町長は「フルーティーで飲みやすい。特産の七折小梅なので、ふるさと納税の返礼品などに活用し、全国にPRしていきたい」と感想を述べていました。
竹内代表理事は「梅のクラフトビールは珍しいと思います。ぜひ若い人にも興味を持っていただいて楽しく飲んでほしいです」と話していました。
クラフトビールは、瓶詰でオンラインのほか2月17日から町内で開催される「七折梅まつり」などで販売されるということです。