みかんジュースの味やデザイン競う コンクールで販売促進を

愛媛の特産、果汁100%のみかんジュースの味やデザインなどを競い販売促進につなげようというコンクールが松山市で開かれました。
コンクールは、愛媛のみかんジュースの品質の高さを多くの人に知ってもらい販売促進につなげようと県などが主催しました。
出品できるのは県産の温州みかんを利用した果汁100%のジュースで味と瓶のデザインが審査の対象です。
県内の事業者や高校が26の商品をエントリーし、4日は一般の人による1次審査が松山市にあるJAの直売所の隣の施設で行われました。
訪れた人たちは小型のカップに入ったジュースを口にして甘みや香りを確認しながら味わい、一番おいしいと感じたジュースと好みのデザインのものをそれぞれ選んで1票を投じました。
松前町の50代女性は、「ふだんみかんジュースを飲まないので改めておいしさを感じることができました」と話していました。
コンクールでは、専門家による2次審査を経て、今月24日に松山市の大街道商店街で表彰式が開かれて受賞作品が発表されます。
愛媛県農政課の向井義徳主幹は「乾燥の多い日が続いたことで甘みが増してパンチのあるジュースとなっています。農家の収入向上とともに県産みかんの素晴らしさを伝えていきたい」と話していました。