新型コロナウイルスの感染者　４週連続で増加

愛媛県は２日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、先月２８日までの１週間の患者数は、１医療機関あたり１７.４４人で、前の週より３.４７人増えて４週連続で増加しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内６１の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、先月２８日までの１週間に報告された患者数は１０６４人で、前の週より２１２人増加しました。
１医療機関あたりの平均の患者数は１７.４４人で、前の週より３.４７人増えて４週連続で増加しました。
１医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、四国中央保健所が２５.２人と最も多く、次いで、西条保健所が２１.１人、今治保健所が１９.６３人、松山市保健所が１９.２４人、中予保健所が１６.７１人、宇和島保健所が１１.２９人、八幡浜保健所が６.７１人となっています。
医療の状況です。
３１日時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週より４９人減って２５４人で、このうち人工呼吸器などが必要な重症者は４人となっています。
また、医療機関や高齢者施設、それに福祉施設でのおおむね１０人以上の新たな集団感染は、前の週より２件減ってあわせて１３件確認されました。
県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。