松山市 能登半島地震受け中学生が木造住宅の耐震化学ぶ

能登半島地震で多くの住宅被害が出たことを踏まえて、松山市の中学校で木造住宅の耐震化の重要性について学ぶ授業が行われました。

この授業は、松山市の南第二中学校で1年生およそ200人が参加し、県建築士会松山支部の会員、7人を講師に行われました。
元日に発生した能登半島地震では、石川県内で能登地方を中心にこれまでに4万4000棟以上の住宅で全壊や半壊などの被害が確認されています。
講師の建築士らは、多くの古い木造建築が耐震化されておらず道をふさぐように倒壊したことで救助が遅れたとして、「建物の耐震化を進めることで自分の命や地域を守れる」と地震に備えておくことが重要だと話していました。
その上で、耐震基準が変更された昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅に住んでいる場合は特に注意が必要だと呼びかけていました。
このあと生徒たちは、住宅の模型を使って耐震化の効果を学びました。
柱と柱の間などに斜めに木材を取り付けて建物を補強する「筋交い」が重要だという説明を聞いたあと、筋交いを外して揺らすと模型が倒壊することを確認していました。
参加した女子生徒は「家が崩れて悲しい思いをしないために対策をすることが大事だと思った。祖父母の家も古いので、長生きしてもらうためにきょうのことを話そうと思います」と話していました。