県内 新型コロナの患者数3週連続で増加

愛媛県は26日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、今月21日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり13.97人で、前の週より3.74人増えて3週連続で増加しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、今月21日までの1週間に報告された患者数は852人で、前の週より228人増加しました。
特に10歳未満が2.3倍に増加しています。
1医療機関あたりの平均の患者数は13.97人で、前の週より3.74人増えて3週連続で増加しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、四国中央保健所が21.8人と最も多く、次いで、西条保健所が18.6人、今治保健所が18.38人、松山市保健所が13.24人、中予保健所が10.71人、宇和島保健所が9.14人、八幡浜保健所が6.57人となっています。
医療の状況です。
24日の時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週より84人増えて303人で、このうち人工呼吸器などが必要な重症者は3人となっています。
また、医療機関や高齢者施設、それに福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は、前の週より1件増えてあわせて15件確認されました。
県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。