新型コロナ2週連続で増加

愛媛県は19日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、今月14日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり10.23人で、前の週より3.89人増えて2週連続で増加しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、今月14日までの1週間に報告された患者数は624人で、前の週より250人増加しました。
1医療機関あたりの平均の患者数は10.23人で、前の週より3.89人増えて2週連続で増加しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと、四国中央保健所が27.4人と最も多く、次いで、今治保健所が11.38人、西条保健所が11.2人、宇和島保健所が9.43人、松山市保健所が7.41人、中予保健所が6.86人、八幡浜保健所が6.29人となっています。
医療の状況です。
17日時点で入院していた新型コロナの患者は、前の週より45人増えて219人で、このうち人工呼吸器などが必要な重症者は2人となっています。
また、医療機関や高齢者施設、それに福祉施設でのおおむね10人以上の新たな集団感染は、前の週より5件減ってあわせて14件が確認されました。
県は引き続き、定期的な換気やこまめな手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。