愛媛県HPに約760人分の個人情報掲載

愛媛県は、障害児の支援を行う事業所の管理者などおよそ760人分の個人情報が県のホームページで閲覧できる状態になっていたことを明らかにしました。

これは、19日、県が記者会見を開き明らかにしたものです。
それによりますと、愛媛県がホームページで公開している障害児の支援を行う事業所の一覧を載せているファイルに、誤って事業所の管理者や法人の代表などあわせて761人分の住所なども掲載していたということです。
住所などが閲覧できる状態になっていたのは、先月21日から今月11日の間で外部の指摘でわかったということです。
県によりますと、この間、ファイルはあわせて100回閲覧され、199回ダウンロードされていましたが、これまでのところ、被害の報告はないとということです。
担当の職員が、事業所の一覧を更新する際に誤って個人情報が含まれた作業用のファイルを公開したのが原因だということで、県は今後、公開前に上司がファイルの内容を確認するなど手順を見直して再発防止に努めたいとしています。
県保健福祉部生きがい推進局の星加美樹局長は会見で謝罪したうえで、「個人情報が含まれるデータを扱う際には細心の注意を払うことを改めて職員に周知し緊張感を持って業務を遂行したい」と述べました。