松山市で県産農作物の品評会

愛媛県内の農家が育てたかんきつや野菜の大きさや色などできばえを競う品評会が松山市で開かれました。

この品評会はJAえひめ中央が毎年この時期に開いているもので、松山市の会場には県内の農家が育てた果実や野菜など4部門にあわせて700点あまりが出品されました。
品評会では県や松山市の職員など14人が審査員となり、このうち伊予かんの審査では、手に取って果実の大きさや色、それに傷がないかなどを確かめたり審査員どうしで意見を出しあったりして賞を決めていました。品評会で入賞した生産者は18日、松山市で開かれる表彰式で表彰されます。JAえひめ中央によりますと、令和5年は雨が少なかったことで農作物の生産量が減るなど影響が出ているものの、かんきつは糖度が上がってよい品質に仕上がっているということです。JAえひめ中央営農部の亀岡功生部長は「品評会を行うことで生産者の意欲向上を目指し品質のいい農作物の生産につなげていきたい」と話していました。