愛媛県の県民文化会館の南側活用は

愛媛県は、松山市にある県有地に大規模な国際会議や宿泊ができる施設を整備する方針で、現在、民間事業者から施設の具体的な内容について提案を募集しています。これまでのところ、4つの事業者が提案を出す意向を示しているということで、県は、令和6年3月に事業者を選ぶことにしています。

愛媛県は、松山市にある県民文化会館の南側の広さおよそ1万平方メートルの県有地に、「MICE」と呼ばれる大規模な国際会議などを開催できる機能や宿泊ができる施設を整備する方針です。整備に向けて、県は民間事業者の資金やアイデアを活用することにしていて、現在、事業者から、施設の具体的な内容について提案を募集しています。
募集要項では、施設の規模についてG20サミットの関係閣僚会合などの国際会議にも対応できるおよそ500平方メートルの会議場や海外のVIPが宿泊可能な8室程度のスイートルームを設けることなどを例としてあげています。県は提案を2月13日まで募集していて、これまでのところ、4つの事業者が提案を出す意向を示しているということです。県は、提案をもとに令和6年3月までに事業者を選定し、整備する施設の詳細や管理・運営方法などを詰めることにしています。愛媛県は、「松山市は県庁所在地にもかかわらず、国際的な会議などを受け入れる機能が非常に低い。国内外から多くの人を呼び込める施設を整備していきたい」と話しています。