松山城 北御門の正確な位置判明

松山城周辺の発掘調査で、かつて城の北側にあった「北御門」と呼ばれる門の石垣の一部や土塁が見つかり、調査を進めている松山市は「北御門の正確な位置やおよその規模や構造が判明した」としています。

松山市は松山城周辺の城山公園の整備に向けて、平成13年から公園の北側の空き地を中心に定期的に発掘調査を進めています。
こうした中、ことし10月から行っている調査で藩主の屋敷があった三之丸の北側の門、「北御門」があったとされる場所を詳しく調べた結果、石垣の一部や門に接する土塁などが新たに見つかったということです。
石垣は幅およそ12メートルある門の屋根を支えていたもので、大きいもので縦80センチ横1メートル10センチほどの石が積み上げられていたとみられ松山市は「門の正確な位置やおよその規模や構造が判明した」としています。
また、土塁の調査では明治3年に屋敷が焼失したことを裏付ける焼けた土器や炭を含んだ層が確認されたほか、江戸時代中期のびょうぶ絵に描かれている2種類の木も発掘されました。
1本は松の木だということですが、もう1本については今後、分析予定で、市は整備で植栽する際の参考にしたいとしています。
市は、今回の発掘調査の結果について12月16日に一般向けの説明会を行う予定です。
松山市公園緑地課の西村直人副主幹は、「新型コロナの影響で一般向けの説明会を開けていなかったので、ぜひ見てもらいたい」と話しています。