今治市 古墳の出土品集めた企画展

愛媛県今治市で市内の古墳から出土した土器などの資料を集めた企画展が開かれています。

企画展は今治市の「大西藤山歴史資料館」で開かれていて、市内の古墳から出土した土器や埴輪などの資料およそ90点が展示されています。
市によりますと現在の今治市にあたる地域には、かつて600以上の古墳があったとされる集積地で、このうち、5世紀後半の樹之本古墳から出土した陶質土器は朝鮮半島で焼き上げられたとみられるということです。
また6世紀後半ごろにつくられた高地栗谷1号墳から出土した皿に長い脚が付いた「高つき」と呼ばれる土器は、副葬品に使うために特注したものと見られています。
同様の特徴の土器は近畿の古墳から多く発見されていて、この地域の有力者が近畿の豪族などとも交流を持っていた可能性が指摘されています。
今治市教育委員会の小野隼弥学芸員は、「貴重な資料を展示していますので、今治は縄文時代から続く歴史ある町であることを知ってもらえたらうれしいです」と話していました。
企画展は12月17日まで開かれています。