松前町 「エシカル消費」知ってもらうイベント

環境に配慮した商品を選んで購入したりするいわゆる「エシカル消費」を知ってもらうイベントが、25日、松前町で開かれました。

このイベントは、県消費生活センターが松前町の「エミフルMASAKI」で開きました。
「エシカル消費」は、環境に配慮した商品を選んで購入したり、食品ロスの削減に取り組んだりする消費行動で、イベントでは環境に配慮した商品の開発に取り組んでいる県内企業3社の関係者がトークセッションを行いました。
この中で、古くなった米を配合することでプラスチックの量を削減した歯ブラシを製造している伊予市の企業の経営者は、消費者の意識の高まりとともに、環境に配慮した商品を選んで購入する人が増えていると述べました。
会場では、エシカル消費について学べる展示も行われ、安全に食べられる期限を示す「消費期限」とおいしく食べられる期限を示す「賞味期限」の違いを理解して食品を使い切ることや、環境への負荷が少ないと認定された商品に付けられるエコマークなどを参考にして買い物をするとよいことなどが紹介されていました。
松山市から訪れた女性は、「日頃から古くなった衣類はリサイクルするなど、環境にやさしい生活を心がけていますが、この機会に改めて意識することができました」と話していました。