県内の新型コロナ患者が前週よりやや増加

愛媛県は24日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、11月19日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり2.05人で前の週より0.36人増えました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は24日、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。それによりますと、11月19日までの1週間に報告された患者数は125人で、前の週より22人増えました。1医療機関あたりの平均の患者数は2.05人で、前の週より0.36人増えて、11月2日の発表以来の増加となりました。1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと宇和島保健所が3.29人で最も多く、次いで、松山市保健所が2.47人、西条保健所が2.4人、今治保健所が2.13人、中予保健所が1.29人、八幡浜保健所が1人、四国中央保健所が0.6人となっています。医療の状況です。22日の時点で入院しているコロナ患者は前の週から27人増えて66人で、このうち人工呼吸器などが必要な重症者は1人減って1人となりました。医療機関と高齢者施設で確認されたおおむね10人以上の新たな集団感染はありませんでした。県は、引き続き定期的な換気や場面に応じたマスクの着用など対策の徹底を呼びかけています。