シンガポールで県特産品をPR

シンガポールで生活雑貨などを販売している大型店舗のリニューアルオープンに合わせて、愛媛の特産品を集めたフェアが開かれていて、現地を訪れた中村知事が特産品の魅力をPRしました。

愛媛の特産品のフェアが開かれているのは、シンガポールの中心部で生活雑貨や衣料品などを販売している「無印良品」の店舗で、ASEAN=東南アジア諸国連合の中で最大の売り場面積があります。22日に行われた記念セレモニーには中村知事も出席し、テープカットをして店舗のリニューアルオープンを祝いました。この中で中村知事は、「愛媛が日本一の生産量を誇る商品をそろえました。きょうは思う存分、ショッピングを楽しんでほしい」とあいさつしました。今回のフェアでは、県産のみかんジュースのほか、伝統工芸品の砥部焼や水引細工など、県内35の企業から合わせておよそ80の特産品が出品されています。
セレモニーのあと中村知事は店内を回って特産品の魅力をPRし、訪れた人たちは地酒や焼きものなどを手に取って、買い物を楽しんでいました。県によりますと、フェアの開催はおよそ1か月間を予定していますが、売れ行きが好調なため、期間を延長する可能性もあるということです。中村知事は、「まだ愛媛の知名度は低いが、今回のフェアが愛媛を知ってもらうきっかけになると期待している」と述べました。