幻想的な夕日 橋の真ん中にすっぽりと・・・

愛媛県と広島県を結ぶ通称、「しまなみ海道」の来島海峡大橋で、21日、橋の中央に夕日が沈んで島々を美しく照らす幻想的な光景が見られました。

「しまなみ海道」にある愛媛県今治市の来島海峡大橋では、1年のうち11月下旬と1月下旬の時期に橋を支える「主塔」と呼ばれる柱のちょうど真ん中に夕日が沈む現象を見ることができます。
21日は報道機関向けの撮影会が行われ、高さおよそ180メートルの柱の頂上近くから夕日が沈む様子を撮影しました。
夕日は空を徐々に赤く染めながらゆっくりと沈み、午後5時前に、柱の中央にすっぽりとおさまりました。
そしてゆっくりと山の向こうに沈んでいくまでの間、橋や島々を美しく照らしていて、幻想的な光景が広がっていました。
しまなみ海道を管理する本州四国連絡高速道路しまなみ今治管理センターの椋本武志さんは、「たくさんのサイクリストが通る場所でもあるので、ぜひ橋の上から夕日を楽しんでもらいたい」と話していました。