愛媛大のアドレス使ったフィッシングメールに注意を

愛媛大学のメールアドレスを使って個人情報を盗み取ろうとするフィッシングメールが送られていることが分かり、大学は全容の確認を進めるとともに注意を呼びかけています。
愛媛大学によりますと今月15日、「愛媛大学から不審なメールが届いた」などという連絡が外部から寄せられ、大学が調べたところ今月15日ごろから大学が実際に使用しているメールアドレスを使って個人情報を盗み取ろうとするフィッシングメールが送られていたことが分かったということです。
使われたアドレスは、複数確認されていて、いずれもアドレスの後半が「@stu.ehime−u.ac.jp」だということです。
大学によりますとこれらのアドレスの送信履歴を調べたところ、不正な送信の記録は確認されず、学内のメールサーバーには外部から侵入された形跡はこれまでのところ見つかっていないということで、大学は学外のサーバーから送信された可能性があるとしています。
大学はアドレスが悪用されたメールの数について把握できていないとしていて、発信元の特定など全容の確認を進めています。
また、大学を装った不審なメールを受信しても、URLをクリックしたり、添付ファイルは開いたりせずにすみやかに削除するよう注意を呼びかけています。