宇和島市 予土線に親しむ鉄道イベント

赤字が続くJR予土線の利用促進につなげようと、ユニークな車両を展示したり、沿線の特産品を販売したりするイベントが11日から2日間宇和島市で開かれています。

イベントは予土線に親しんでもらおうとJR四国と沿線の自治体でつくる協議会が企画しました。
会場となった宇和島駅近くの車両基地では、ユニークなデザインで人気を集めている予土線の「鉄道ホビートレイン」などの車両が展示されていて、訪れた家族連れが、運転席に乗り込むなどして楽しんでいました。
また、沿線の地域の魅力をPRしようと、鬼北町のキジ肉や地元・宇和島市で収穫されたみかんなどの特産物も販売されていて、訪れた人たちが次々と買い求めていました。
松山市から訪れた女性は、「子どもと楽しめました。ふだんは車の移動が多いので予土線を使う機会は少ないのですが、今度は列車で旅してみようかなと思いました」と話していました。
このイベントは12日も宇和島市の車両基地で開かれています。