松山と韓国プサン結ぶ定期便が就航

松山空港と韓国第2の都市プサンを結ぶ新たな定期便の運航が10日から始まり、松山空港で記念式典が行われました。

新たに定期便を就航させたのは、韓国の航空会社、「エアプサン」で、午後4時半前、プサンからの第1便が松山空港に到着すると、放水のアーチで歓迎を受けました。
国際線の到着ロビーでは、中村知事と県の公式キャラクター「みきゃん」が利用客を出迎え、県の職員などが、特産のみかんを使った菓子や道後温泉の柄がデザインされたタオルなどを配っていました。
このあと行われた記念式典では、中村知事が「非常に早いスピードで就航を実現できてよかった。日韓双方の交流をさらに発展させていきたい」とあいさつし、韓国の航空会社の社長らとくす玉を割って就航を祝いました。
松山空港と韓国第2の都市プサンを結ぶ新たな定期便は、ことしの夏に運航されたチャーター便の搭乗率がおよそ9割と好調だったことから就航が決まりました。
今後は、週3日・水曜日と金曜日、それに日曜日に運航し、県は年間およそ15.7億円の経済効果を見込んでいます。
県航空政策室の高木春菜主事は「韓国から大勢の方が訪れて愛媛を満喫してもらうとともに、愛媛からも多くの人に韓国へ行ってもらい、交流を活発にしていきたい」と話していました。