ねんりんピック マスターズ水泳の世界王者が出場
愛媛県で開かれている、60歳以上の人たちのスポーツと文化の祭典「ねんりんピック」。大会3日目は、マスターズ水泳の世界王者で松山市の熊谷治さんが交流大会に出場しました。
「ねんりんピック」は30日、大会3日目を迎え、県内各地でスポーツの交流大会や文化イベントなどが行われています。
このうち、松山市で開かれている水泳の交流大会には、ことしの世界マスターズ水泳で優勝した松山市の75歳、熊谷治さんが愛媛代表の選手兼監督として出場しました。
熊谷さんは75歳から79歳の男子25メートルバタフライで15秒83の好タイムをマークしましたが、岐阜県の選手にわずかな差で敗れ、惜しくも2位でした。
レースを終えた熊谷さんは、「悔しいですがこれが実力なので、また来年、リベンジするつもりで頑張りたい。水泳あっての私なので、またずっと続けていきたいと思います」と話していました。
愛媛県勢はこのほかにも、次々に好成績を出していて、80歳から84歳の男子25メートルバタフライで松山市の野間徹さんが、65歳から69歳の女子25メートルバタフライで松山市の松本眞理子さんがそれぞれ優勝しました。
優勝した野間さんは、「地元開催の大会でメダルを取ることができてとてもうれしいです。この大会を通じて多くの人に元気を与えられたらいいと思います」と話していました。