新型コロナの患者数 6週連続で減少

愛媛県は27日、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表し、今月22日までの1週間の患者数は、1医療機関あたり3.54人で前の週より0.38人減って6週連続で減少しました。

新型コロナの「定点把握」による感染状況について、県は27日、県内61の医療機関からの報告をまとめて公表しました。
それによりますと、今月22日までの1週間に報告された患者数は216人で、前の週より19人減りました。
1医療機関あたりの平均の患者数は3.54人で、前の週より0.38人減って6週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数を保健所別にみますと西条保健所が8人で最も多く、次いで、四国中央保健所が7.8人、宇和島保健所が4.29人、中予保健所が2.29人、今治保健所が1.75人、松山市保健所が1.65人、八幡浜保健所が1.29人となっています。
医療の状況です。
25日の時点で入院しているコロナ患者は63人で前の週から6人増加し、人工呼吸器などが必要な重症者は1人減って1人となりました。
高齢者施設で確認されたおおむね10人以上の新たな集団感染は、大洲市と西予市でそれぞれ1件確認されました。
県は、引き続き定期的な換気や場面に応じたマスクの着用など対策の徹底を呼びかけています。