新居浜市 海の環境を学ぶ絵本が寄贈

海の環境を守る大切さを子どもたちに学んでもらおうと、新居浜市の小学校や幼稚園などに、海上保安庁が環境保全をテーマに作成した絵本が贈られることになりました。

贈られるのは海上保安庁が作成した「うみがめマリンの大冒険」というタイトルの絵本160冊です。
23日は地元の海上保安協会の関係者が新居浜市役所を訪れ、石川勝行市長に絵本と目録を手渡しました。
絵本はきれいな海で生まれ育ったウミガメの「マリン」が大海原を旅する中で、くらげと間違えて買い物袋を食べてしまい危うく死にそうになるというストーリーで、海洋ゴミの問題や環境を守る大切さを学ぶことができます。
海上保安協会新居浜支部の高倉靖支部長は「楽しく絵本を読んでもらって、海洋環境の保全や命の大切さを学んでほしいです」と話していました。
寄贈された絵本は今後、市内の小学校や幼稚園などに順次配られ、子どもたちの読書や読み聞かせの教材として活用されるということです。